「患者さま」「家族」
「地域」「医療・介護」の
4つの想いをひとつに
理事長福澤 正洋
岸和田リハビリテーション病院は2018年4月に新築移転し、南大阪では最大級の回復期リハビリテーション病院として再出発いたしました。本病院の特徴として全157床が回復期リハビリテーション病棟であることに加えて、喀血治療を専門とする喀血・肺循環センターも運営いたしております。わが国は世界有数の長寿国であり、2025年には人類が経験したことのない超高齢化社会になります。一方、一億総活躍社会を目指していますが、そのためには「健康長寿」である必要があります。しかしながら、疾病や外傷から起こってくる障害を持ちつつ生活される方々も多くいらっしゃいます。リハビリテーション医療は正にこの障害のある人々を身体的,心理的,社会的に,最大限回復させることを目指しています。当院では患者さまが“自分らしさ”や“日常”を取り戻すために、医師とともに看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・薬剤師・栄養士等の専門スタッフがチームとなり安全・安心で質の高い治療に取り組んでいます。
また、当院は喀血・肺循環センターに加えて、呼吸器リハセンターが設置されているのが特徴であり、泉州地域の呼吸器リハの中心としても地域医療に貢献することが期待されます。
「患者さま」「家族」「地域」「医療・介護」の4つの想いをひとつにし、回復期リハビリテーション病院として地域で信頼され、必要とされる病院となるよう努めてまいりますので宜しくお願い申し上げます。
【経歴】
大阪大学医学部卒業、日本大学医学部外科学主任教授、大阪大学医学部外科学主任教授、大阪大学医学部附属病院長、大阪府立母子医療センター総長、大阪大学名誉教授